ロジャーフォーカスのサポート

よくあるご質問

 
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Q: 音量をどのように変更しますか?

A: 音量を上げる: 多機能ボタンの最上部を短く押すか、リモコンの「+」を押すかします(最大4ステップ上がる)。
音量を下げる: 多機能ボタンの最下部を短く押すか、リモコンの「-」を押すかします(最大4ステップ下がる)。
音量を変えるたびにビープ音が1回鳴り、LED が1回点滅します。
音量が最大または最小になると、ビープ音が2回音が鳴り、LED が2回点滅します。

Q: ロジャー タッチスクリーン マイクまたはイージーゲインを使用して音量を設定する方法を教えてください。

A: 音量やイージーゲインの設定は、次の3つの手段で変えることができます。1.補聴器に搭載の多機能ボタン、2。タッチスクリーン マイク、3。フォナック リモートコントロールいったん設定すると、これらの手段のいずれかで変更するまで設定がそのまま継続します。音量にも、多機能ボタンまたはフォナック リモートコントロールでロックをかけることができます。また、スイッチのオン・オフ、電池の交換後に音量設定とロック状態が変わることはありません。

Q: オープン型耳せんを使用する必要があるのはなぜですか?

A: ロジャー フォーカス II は、健聴者または軽度の難聴を抱える子供に適しています。そのため、自然な聞こえとなるようオープン型耳せんまたはキャップ ドーム耳せんを使用するようお勧めします。追加のリテンションが必要な場合、ベントがもっとも大きなスリムチューブ イヤモールドを使用して差し支えありません。

Q:ボリュームはどのようにして変えられますか?

A:

ボリュームを変更するボタンを1度押すと1ステップ(2dB)ボリュームが上がり、

初期設定レベルから最大ボリューム(4ステップ分= + 8dB)まで

上げることができます。ボタンを押すたびに、ビープ音が鳴ります。最大ボリュームまで達したら、ビープ音が2回(中、高)聞こえます。

最大ボリュームまで達した後にもう1度ボタンを押すと、ボリュームは最小ボリューム(初期値から-8dB)に変更されます。さらにボタンを押すと、再びボリュームが2dB ずつ上がっていきます。このように、ループ動作になっています。デフォルトのボリューム(初期値:0)に達したときは、長めのビープ音が聞こえます。

Q:ロジャー タッチスクリーン マイクまたはインスパイロ(イージーゲイン)を使用してボリュームを設定する方法を教えてください。

A:

ボリュームは、ロジャー タッチスクリーン マイクまたはインスパイロのイージーゲイン機能を使用して変更することもできます。[EasyGain]と[Volume Control]のボタンは、両方とも同じ方法で出力レベルを変更します。選択したボリューム コントロール(VC)レベルは、ロジャー タッチスクリーン マイクまたはインスパイロのイージーゲイン機能か VC ボタンを使用して再び変更するまでそのまま維持されます。スイッチをオンまたはオフにしたとき、

電池を交換したとき、装置が自動再起動したときにも、ボリューム レベルは変わりません。箱から取り出したときのボリューム出力(初期値)は、68 dBA 自由音場相当です。

Q:オープン型耳栓を使用する必要があるのはなぜですか?

A:

ロジャー フォーカスは、子供や通常の聞こえを持つ人々、

難聴の程度が最低限の人々にぴったりの製品なので、

自然な音が得られるオープン型の耳栓を

使用することをお勧めします。クローズ型耳栓は閉塞感があるため、ロジャー フォーカスにはお勧めできません。

ただ、子供にも成人にも危険なく使用できます。

Q:最大出力値を教えてください。

A:

スリムチューブでの最大出力値は80dBA 自由音場相当です。これは、EN50332-1規格で指定された長時間平均の最大90dBA に準拠しています(携帯型機器に関連するイヤフォンの最大音圧)。

Q:スリムチューブの代わりにフックを使用することはできますか?

A:

ロジャー フォーカスのハウジングは、スリムチューブの代わりにイヤーフックを使用できるようになっています。イヤーフックに切り替えたことで音響に与えられる影響は、1kHz 周辺の共鳴周波数がシフトし、利得が増えることです(+8dBspl @1kHz)。最大出力値は、87dBA 自由音場相当です。これは、EN50332-1規格で指定された長時間平均の最大90dBA に準拠しています(携帯型機器に関連するイヤフォンの最大音圧)。このため、ロジャー フォーカスをスリムチューブではなくフックと一緒に使用しても何もリスクはありません。ロジャー フォーカスをフックと一緒に使用する場合、

ボリューム コントロールでボリュームを下げれば、スリムチューブと一緒に使用する場合と同じコンディションが得られます。

教育現場でロジャー フォーカス II ソリューションを使用するための訓練ガイドと動画このソリューションを使用すると、子供の教室での語音認識が向上します。1,2,3,4,5

1 Jones, C. (2014). Roger Focus for school children. Field Study News.2021年2月、www.phonakpro.com/evidence より引用

2 Rance, G. (2018). Remote microphone listening devices for adults and children with unilateral hearing loss. フォナック フィールド スタディ ニュース2021年2月、www.phonakpro.com/evidence より引用

3 Rance. G., Chisari, D., Saunders, K. and Rault, J.L. (2017). Reducing Listening-Related Stress in School-Aged Children with Autism Spectrum Disorder. Journal of Autism and Developmental Disorders, 47(7), 2010–2022.

4 Schafer, E., Gopal, K., Mathews, L., Thompson, S., Kaiser, K., McCullough, S., Jones, J., Castillo, P., Canale, E. and Hutcheson, A. (2019). Effects of auditory training and remote microphone technology on the behavioral performance of children and young adults with Autism Spectrum Disorder. Journal of the American Academy of Audiology. 30(5), 431–43.

5 Kristin N. Johnston, Andrew B. John, Nicole V. Kreisman, James W. Hall III & Carl C. Crandell (2009) Multiple benefits of personal FM system use by children with auditory processing disorder (APD), International Journal of Audiology, 48:6, 371-383